top of page

「JKC Project+」は、日本・SAI Dance Festival/AKIHA International Dance Festival、韓国・SIDance、カナダ・Festival Quartiers Dansesの各祝祭を代表する若手3名が手掛ける共同制作です。文化の普遍性と個別性をテーマに創作、東京・新潟 ・ソウル (2026 )・モントリオール (2027)の4都市で上演します。また、SAI2023受賞を機に精力的に活動を広げる黒瀧保士が、5ヶ国での異文化体験を新作に盛込みます。

KUROTAKI Yasushi

Japan.png

しらず
/ Shirazu

振付/出演:黒瀧 保士

本作『しらず』は、人間の連続性——理解を超

えて受け継がれていくものを主題とする作品です。
記憶や感情、存在の気配といった、言葉では捉え

きれないものがどのように連なり続けるのかを、

生命がある限り見つめ続けていきたいと考えてい

ます。
「しらず」という言葉は、知らないという状態で

あると同時に、計り知ることのできないものの存

在を含んでいます。
それは、私にとって自然とい

う大きな存在に触れる感覚であり、畏敬の念を抱

かずにはいられません。
私はそれを理解したとは思っていません。
むしろ

、知ったつもりにならず、何度でも新たに出会い

続けたいと考えています。未熟であったとしても、

作品とともに思考を深め、作品と自らが極力一致

していくことで、言葉や行動に強度が宿ると信じ

ています。他者の声を恐れず、先人たちの意思を自らの形で引き継いでいく覚悟を持ち、今、この作品を創作したいという衝動に駆られています。
本作は、多くの親や子へ、そしてこれから親や子となる人々へ、切実に届けたい作品です。
なお、本上演は本作の構想における前半約30分の上演となります。

プロフィール

2010年、日本マイム研究所の所長、佐々木博康氏にマイムを師事。 並行してクラシカルバレエを学ぶ。 2011年、山口情報芸術センターにて開催された勅使川原三郎が主宰する KARASのソリスト、佐東利穂子講師によるワークショップへの特別参加を機に、 2019年まで継続的にワークショップへ参加。勅使川原三郎のダンスメソッドを学ぶ。 2019年12月、勅使川原三郎からの言葉により、2021年6月から創作活動を開始。 演劇では、NODA・MAP『ザ・キャラクター』、『南へ』、『エッグ』、『逆鱗』 にアンサンブルとして出演。 2010年9月に上演したNODA・MAP番外公演「表に出ろいっ!」(作・演出:野田秀樹) では、演出助手を務めた。 野田秀樹総監修の東京キャラバンにも出演を果たす。 2023年6月、東京・両国シアターXにて開催された SAI DANCE FESTIVAL 2023 COMPETITIONで発表したソロのダンス作品『詩のかなたの詩』が最優秀作品賞を受賞。 以後、国内外にて舞踊活動を行う。 重力、空間、物体、光、心象に重きを置き、 自他の身体感覚や皮膚感覚、身体を支えるための重心移動、 身体の記憶から想像を飛躍させ動きを創作。 人間の儚さ、人間とは何かをテーマにマイムを基にした身体表現を追求している。


 

KUROTAKI Yasushi_© Rinko Tsukamoto .jpeg

KUROTAKI Yasushi

JKC Project 

Japan.png
韓国.png
Canada.png
Japan.png
52145c7c-47ed-45f3-9ada-5ec028a08639.jpeg

TSUCHIDA  Takayoshi

JUNG Jeawoo.jpg

     JUNG Jae-woo

Charles BRECARD_edited.jpg

Charles BRECARD

ANY

振付/出演:土田 貴好

       チョン・ジェウ

       シャルル・ブレカード

ANY は、韓国・日本・カナダ=ニューカレドニ

アという異なる国と文化を背景にもつ三人の振

付家によって共同創作されたダンス・トリオである。
それぞれの地域で高く評価され、精力的に活動する彼らは、SAI Dance Festival Tokyo の委嘱を受け、三者三様の芸術的ヴィジョンとムーブメント・ランゲージ――波のように流れる動き、刀のように鋭い動き、そして千年樹のように力強く大地に根ざした動き――が交錯し、対峙する新作を創り上げた。
架空の世界を舞台に、三つの仮面をつけた存在が巨大な一枚扉のフレームから姿を現す。
その境界を越えることは、不運と解放のどちらももたらし得る。
遠い地から彷徨う精霊のように、パフォーマーたちは身体の状態を絶えず変容させ、奇妙で不可思議な状況へと移り変わっていく。
不条理、グロテスク、そして時に優雅。
彼らのダンスは出会いと衝突を通して形を変え、政治的現実を風刺的に映し出す。
その姿は、分断された私たち人間性を映す鏡となる。

プロフィール

土田 貴好 (TSUCHIDA Takayoshi)

日本・新潟市を拠点にダンサー/振付家として活動。
2012年 新潟市のりゅーとぴあ劇場を本拠地とするコンテンポラリーダンスカンパニー「Noism」(芸術監督:金森穣)に所属。
2018–2020年 文化庁新進芸術家海外研修制度に選出され、ドイツ・ベルリンにて研修を行う。
2021年 新国立劇場のプロジェクト「Fabula Collective」にゲストダンサーとして参加。
2023年 中野ダンスコンペティション(東京)にて振付家として第1位を受賞。
2024年 SAI Dance Festival Competition にてソロ部門第1位を受賞し、エストニアおよびリトアニアに選出。
同年、Asian Dance Festival 2024(ベトナム・ハノイ)、SAI SEOUL(韓国)、AURA Dance Festival(リトアニア 2025)に招聘される。
現在は NEphRiTE ダンスカンパニーのディレクターを務めるとともに、アーティスト・イン・レジデンスを提供するゲストハウスを運営している。

 

チョン・ジェウ(JUNG Jae-woo)

チョン・ジェウは原初的でフィジカルな動きのデザインを通して感覚的な作業を続けている。国内外的に継続して招待を受けると共に現在韓国現代舞踊界で有望な若手アーティスト―として注目されている。
現)ダンスカンパニー・ブレイブマン主宰。
現)韓国国立現代舞踊団ダンサー。
2024年 韓国舞踊批評家賞最優秀作品賞『解雇の決心』受賞
2023年 ソウル舞踊祭ダンスラボ最優秀作品賞受賞『Hooligan』 受賞
2021年 韓国現代舞踊協会 今年のダンサー賞受賞
2017年 MODAFE Spark Award, SCF Award, Best Dancer『無人島』 受賞
2014年 ギリシャHellas International Dance Competition 1位
2014年 コリア国際現代舞踊コンクール金賞受賞
2013年 韓国現代舞踊協会コンクール大賞

 

シャルル・ブレカード(Charles BRECARD)

ニューカレドニア(カナキー)でベトナム系として生まれ育つ。現在は、カナダ、モントリオール(ティオティアケ)を拠点にダンスアーティスト、スポーツマッサージ・セラピスト、詩人として活動。

伝統舞踊、コンテンポラリーダンス、ストリートダンスでの経験とボディワーク、哲学、スピリチュアリズムの知識を結びつけた「FLUIDIFY」というアプローチを行う。

アマチュアの文化交流からプロのフェスティバル、集中講座や教育プログラムまで様々な場で指導。

振付家として、ローマ、ケベック、モントリオール、モンクトン等で、自身の作品や委嘱作品を制作。力強い身体性、壮大でシュールな美学、メランコリックな私情、明晰なアクティビズムに彩られた作品は、カナダ(最優秀パフォーマンス賞、短編映画賞、野外パフォーマンス賞(モントリオール))、ヨーロッパ(最優秀振付賞(シュトゥットガルト))等で上演。

困難な時代の中で、アートは人を結びつけ、連帯と祝祭を構築すべきと主張し、「Le Bercail」、「Sacré Jam」、「Protopie」などの共同体プロジェクトを立ち上げている。
 

bottom of page